「和製英語」ってたくさんありますよね。日本国内で意味が通じても、英語圏に行くとそんな単語存在しないよ、そんな言い方聞いたことないよというあれです。
アメリカにいるとこの和製英語関連の話題に事欠きませんが、今回は厳密には和製英語ではないものの、アメリカでは全く違う意味で使われているというある単語をご紹介します。
誰もが使っている「パーカー」
Gooleの画像検索で「パーカー」と調べるとこの様に、日本のほとんどの人が思っている「パーカー」が出てきます。
カタカナだし、洋服だし、海外でもみんな「パーカー」って呼んでいるんだろうなと思っている人がたくさんいることと思います。
しかし、「Parka」と調べてみると…
あれ、なんか違う。
日本でいう「パーカー」は、”トレーナーにフードが付いたもの”という認識だと思いますが、この写真に写っているのは明らかにジャケットです。
そう。英語で「Parka」と言えばもっと重厚な衣類。
アメリカ全体だとどどうかはわかりませんが、シアトルでは雨をしのげる感じのファー付きジャケットが該当する感じでした。
英語では「hoodie」です
では、日本でいうところの「パーカー」は英語ではなんていうのでしょうか?
答えは「hoodie」。
「hood」は日本でも馴染みがある「フード」ですね。「フード」付きのトレーナーだから、「フーディー」。覚えやすい単語じゃないでしょうか?
まとめ
- 英語での「パーカー」は日本の「パーカー」ではない
- もっと重厚なジャケットが「Parka」
- 「パーカー」は英語で「hoodie」
全くの「和製英語」ならゼロから記憶を入れ替えればいいですが、微妙に違っている単語とかだと少し厄介だと言う人もいますね。
トレーナーにフードが付いた物と、重厚なジャケットの差があるので、例えばアメリカの友人が日本に遊びに来るとして、「どんな服を着ていけばいい?」と聞かれて、「うーん、パーカーくらいでいいんじゃない?」と答えたら「そんな寒いのか!」と思われてしまうかも知れません(笑)。
日本国内でも方言で、例えば関西で「なおす」と言えば片付ける意味もあるので、これが伝わらない地域の人には、「ちょっとこれなおして来る」とか言っても「何で修理が必要なんだ?」と思われるかも、みたいなことはありますよね。
言葉って面白いですねー。
また機会があればこういう単語を紹介したいと思います。
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