【vBHS19】 EP5: 現地校授業参加と名門「ワシントン大学」訪問

さあ、いよいよ2週間の研修プログラムも佳境に入ってきました。

生徒たちの体感では本当に「あっ」という間に時間が過ぎていることでしょう。見守るボクは毎日走り回っているので違う感覚で時間がすぐに消費されて行っていますが(笑)。

そんな終盤を迎えた4人の参加者たちが体験したのは現地高校の授業です。まるまる一日、バディ生徒について、6コマ全部アメリカの授業を体験しました。

Shadowing

我々の世界では?一般的にも??「Shadowing」(シャドーイング)と呼んでいる同アクティビティは、基本的に授業内容がわかるわけがないことは大前提で実施します。

ほとんどが英語を第一言語とする学生に向けた授業ですから、日本で育った英語を学習中の研修生には厳しいのは当たり前!

ではなぜこれを実施するかというと、単純にアメリカの学校を肌身で体験したいからですよ。だって、どれだけ聞いても、百聞は一見にしかずですからね!

ということで、4人それぞれバディ生徒に連れられ色々な授業に参加したのでその一部を写真とともに紹介したいと思います。

Photography

写真の授業です。写真のあれこれについて習う授業で、きっと研修生は何言ってるかさっぱりだったと思いますが、5教科よりはこういう芸術系の方が断然楽に取り組めると思います。

立派な暗室があって、(多分何やってるかわからないだろうけど)一緒に写真の現像を楽しみました。

ちょうど一緒に遊びに行った時に撮った写真を現像していたのでそういう意味でも楽しく取り組めたのではないでしょうか。

Chorus

本人曰く割と上手く歌えたというコーラスの授業。こちらも写真クラス同様、知っている歌であれば一緒に参加して楽しめますね。歌の上手い、下手は置いておいて、、、。

English

適当に「English」とか描いてみましたが、この授業が何かわかりません(笑)。

一見めっちゃ参加してるっぽい写真ですが、開いているのは日本から持ってきた宿題です(笑)。

Calculus

こちらも一見課題に取り組んでいる風に見える一枚に仕上がっていますが、、、。

Calculus、つまり微積分となかなか難易度の高い数学科目を英語で受けるのはなかなか簡単ではありませんね。アメリカでは高機能電卓を使って関数や微積分を解くのが一般的ですが、日本人には見慣れない機械なのでそういう意味でも未知の授業だったのではないでしょうか?

 

ということで、取り組みやすさという意味では難易度の低い芸術系の授業から、ほぼほぼ何行ってるかわからない歴史や政治系の授業、数式は場合によっては見覚えあることもある数学系、科学系など色々な授業を体験しました。

体験してみることで、例えば2年連続桜塚高校に来ていた留学生たちが3ヶ月という長丁場、どのような毎日を過ごしていたのかをより理解できたかも知れませんし、例えばこの研修をきっかけにアメリカ留学を想像する様になったとして、一体留学したらどんな感じなのだろうかということを思い描けたかも知れません。

たった1日のShadowingですから本当に”見学”の域は出ませんが、日本にいてはなかなか経験することのできない貴重な体験となったのではないでしょうか。

 

Visiting University of Washington

さて、続いては、シアトルにある名門大学、「University of Washington」(ワシントン大学・以下UW)を訪問した時の様子についてもご紹介します。

州の名前がついていることでわかる通り、州立の大学で、医学系、ビジネス系、エンジニアリング系が特に強い名門大学です。日本からもたくさんの留学生が来ており、これからもたくさんの若者が目指す大学でもあります。

普通に日本で育った人にとっては遠い世界に見えるかも知れない大学ですが、果たして実際はどうなのか?今回は現在UWに在籍されている留学生のキララさんにご協力いただき、キャンパス内の案内(キャンパスツアー)と、留学に関することをはじめとしたたくさんの質問に答えていただきました!

キャンパスツアー

広大なキャンパスなので全てを網羅することはできません。キララさんが事前に色々考えてくださり、良き場所へ連れて行ってくれます。

イキフンバッチリの木のトンネルを抜けると。。。

Sylvan Grove Theater

美しい場所!4本の柱が立っているとても神秘的かつロマンティックな空間です。

「Sylvan Grove Theater」と呼ばれる場所で、かつてUWがダウンタウンにあった頃の建物に使われていた柱だそうです。それぞれ7.3mの高さがあり、”Loyalty”、”Industry”、”Faith”、”Efficiency”と名付けられています。それぞれの頭文字をつなげると、「LIFE」となります。

在校生でも知らない人も多いという秘密の名スポットですね!

Suzzallo Library

そんな特別感溢れる場所も案内してもらいつつ、逆に”ベタ”なスポットでもある「Red Square」や、ジョージ・ワシントンの銅像がある場所なども周り、そしてもちろん、最も有名なスポットの一つである「Suzzallo Library」(スザロー・ライブラリ)へも足を運びました。

外観からとても美しい図書館です。

在校生から聞く話はどれも興味深くて高校生たちも聞き入っています。

特にこの部屋が「Harry Potter」に出てくるホグワーツ城の食堂を彷彿とさせると有名で、とにかく美しいのですが、UWの図書室の多くはそれなりにペチャクチャ話しても大丈夫な中、この部屋は静かに勉強・読書する部屋となっていますので、あまり観光客気分で騒いではいけないながらも、訪れた多くの学生が”映え”すぎる空間に息を飲みます。

Denny Hall

奥に写っているのは「Denny Hall」(デニーホール)と言って、1895年に建てられたUWで最も古い建物です。

Packer Hall

Denny Hallの隣にある「Paccar Hall」(パッカーホール)は2010年から使用されている新しい建物です。今ではここより後にできた建物もありますが、しばらくの間、キャンパス内で最古の建物と最新の建物が隣り合っている状態でした。建物歴史ある建物を残しつつ、どんどん新しい建物が増えていっており、過去と現在が共存する素敵なキャンパスとなっています。

Statue of George Washington

州の名前は初代大統領George Washington(ジョージ・ワシントン)に由来します。大学内にはワシントンの像もあります(写真奥)。

W sign

Wから始まる大学は国内にいくつもありますが、Washingtonの頭文字であるWはUWのアイコンです。正門近くにある大きな「W」のモニュメントはいい記念撮影スポット。

ランチ〜座談会

1時間近くキャンパスを案内していただいた後はランチタイム。

HUBと呼ばれる学生会館内にあるカフェテリアでランチを楽しみながらまだまだたくさんあるきららさんへの質問タイムです。どうしてアメリカに来たのか?アメリカ生活はどうか?学業は大変か?などなど本当に聞きたいことは尽きません。

 

以上、同世代である高校生たちの授業を体験することもひとつ。自分の未来を重ね合わせられる(?)留学生との交流やアメリカの名門校を見学することも大切な学びのきっかけです。ほんの短い時間でしたが、何かのヒントになるはずです。

シャドーイングで一日一緒に授業を受けてくれたバラード生、UWを紹介してくれてきららさん、ありがとうございました!

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