え、「Oh my God!」って言わない方がいいの?

こんにちは。EXS代表のLeoです。

2010年代もあと1ヶ月ですね。12月になると、世間はクリスマスモード一色ですが、クリスマスといえば、キリストさま、そう、神様を思い浮かべます。

ということで、今日は、そんな神様に関連した話題を投稿します。

「Oh my God!」って言わない方がいいの?

英語がからっきしだという人でも「オーマイガー」って使いますよね。

日本語的には「マジかー」的な意味で使うことも多いと思いますが、実はアメリカで使うとあまり良くないんです。

アメリカだけではなくキリスト教が生活に浸透している欧米では良くないと思いますが、その理由を説明します。

言わない方がいい理由

理由はシンプル。「God」です。

キリスト教は、唯一神、絶対神を信じている宗教です。絶対神はそのまま、絶対的な存在です。気軽に「God」と発言するのがよろしくないようです。

あの、海を割った偉人、モーセの十戒(Ten Commandments)にも、「神の名をみだりに唱えてはならないこと」とあります。

ハリーポッターでは、最終ボスの”あの人”の名前を言ってはいけませんね。原文では、「You know who」と呼んでいます。

それと同列にする意図ではありませんが、西洋文化では、簡単に音に出して呼んではいけない対象があるという感覚を知ってもらいたいという意味で例にあげました。

じゃあなんて言うの?

じゃあ、アメリカではオーマイガーなシーンでどうすればいいのでしょうか?

そう言う時は、「gosh」を使います。「Oh my gosh」といえば、トラブルを回避できます。

Gosh自体の意味は、おや!あれ!おお!まあ!と言った驚きを表す系のものですが、ほぼほぼ使い道というか、存在意義、意味はGodの言い換え用と思って大丈夫です。

アメリカの人気歌手、Usherの曲に、「OMG」というものがあります。こちら、Oh my godの略なので、歌詞にはOh my godが入っていて、しかも何回も繰り返し出てきますが、これも、CDや買い切りの配信用ではそのままですが、ラジオではOh my goshで録音されたバージョンが使われています。自分でゲットするものは選んで聴くか聴かないか決められるのでその範囲ではありませんが、公共の電波に乗るものは注意が必要なのですね。

他は?

他に注意するべき言い回しってありますか?

この話をするとよく聞かれることですが、日本人が反射的に言ってしまいそうな言葉で言うとほぼほぼOMGくらいでしょう。

でも、知っていて損はないのは、結構アメリカ人が言う、「Jesus Christ」でしょうか。読みは「ジーザスクライスト」ですが、日本では、「イエスキリスト」と発音するもんあので仮にアメリカ人が言っていても最初から聞き取れない可能性が高いです。

ただ、OMG的な用法で敬虔なクリスチャンではない層の人が結構いいますから、「ネイティブが使っている言い回し」程度の気持ちで真似して使っちゃうとよろしくないこともあります。

代用は、「Gees」(ジース)です。ボクは、これを初めて聞いた時、「チーズ」と言ってると思ってました(笑)。

大阪人の「アホ」と同じ?

どうでもいい余談ですが、大阪人は、けなす意図ではなく「アホ」ってよく言います。

アホ、には、かわいいなあとか、愛らしいなぁと言うニュアンスも含まれているのですね。

だから、ちょっとおっちょこちょいなことをした女子に、「お前アホやなー」と言った場合、翻訳すると、「どんくさくて、そんなとこが可愛くて好きやでー」となります。

関西じゃない人には伝わらないらしいですが、これに近いものがあるのかな、今回の話、と思いました。

なので、さりげなく言ってしまいかねない、日本でも浸透している「オーマイガー」と言う驚いた時などに使う言い回しが、場合によっては人に嫌な思いをさせたり、さらにはトラ部になる可能性もあると言うことを知ってもらいたいなと思いました。

文化も違う、言葉も違う遠い場所でうまく、楽しく生きていくにはいろいろ難しいことがあるんですねー、と言うお話でした!

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