留学前に絶対に知っておきたい「School Color」の話

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こんにちは。EXS代表のLeo Miyanagaです。

アメリカでは常識的なことが日本ではほとんど知られていないということ、それなりにありますが、今回紹介したいのはそんな中でもアメリカへ留学したり、語学研修、短期研修に行くという人には必須で知っておいて欲しいお話です。

School colorってなに?

アメリカの学校には、それぞれ「School color」(スクールカラー)というものがあります。2色だったり、3色だったり、3色目は曖昧だったりと差はあるものの、この設定がないという学校は今の所聞いたことがありません。

日本でも大学だったら結構設定があるみたいですが、高校や中学で明確に押し出しているところはレアなんじゃないかな?と思います。

このSchool colorは、イメージ的には「ハリー・ポッター」の寮を思い出していただければわかりやすいんじゃないでしょうか?グリフィンドールのあずき色とからし色(正式には真紅と黄金らしい)、スリザリンは緑色と銀色でマフラーやネクタイの色に反映されていますよね。

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ボクが高校時代通った学校は3校ありましたが、1校は3週間だけのことでなかったこととしたとして、残りの2校についてはSchool colorに覚えもありますし、在籍当時はその色の衣服や靴なんかを買っていました。

最初の年通った学校が黄色と黒、のちに転校した先が紫と黄色(金色)でした。

スポーツチームのユニフォームはこの色を前提にデザインされますし、校内のあらゆるところでこの色は見られます。

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ボクが通っていた高校のイメージ図(?)

School colorを知っておきたい理由

そんなSchool colorですが、なぜ知っておくべきかというと、この色たちはただ学校のイメージ色だったり、スポーツチームが着るユニフォームの設定色というだけでなく、例えばスポーツの応援に行く時もそうですし、場合によっては普通に登校する時も着て行く服に取り入れる生徒が多いからです。

学校によっては、「School color day」とか、「xx high school pride day」みたいな感じで、学校色に染まって来よう!みたいなイベント的な日が設定され、その日は学校中がSchool colorに染まります。

逆にいうと、その色をあらかじめ知っていて、その色のアイテムを持って行く、着て行くということで、ホストしてくれる学校に対するリスペクトが示せたり、そういうイベントがあった時にみんなに溶け込めるのです。

もちろん、それを着ていないから、ディスリスペクトだとか、はみごにされるということはありませんが、事前に調べてSchool colorを知って、さらにその色のものを用意していてくれたのか!と知ると、受ける側の学生も気分いいですよね?

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黄色い学校の例

まとめ

EXSのプログラムでは必ずこの点について事前に説明する(教える)ようにしていますが、日本にはあまり馴染みのない文化であるため、間に入る先生が重要視せず、スルーされたり、生徒さんが理解できずにスルーしたりと、結果的に用意ないままアメリカに来るということの方が多いですが、ちょっとした異文化理解で現地での滞在が何倍か楽しくなるかもしれないことがあるんだ、ということを知っていただければこのブログ記事の意味としては成立しますね。

日本で言えば、スポーツチームにはイメージカラーがあって、例えば阪神タイガースは虎イメージの黄色、黒色、そして白だし、巨人はオレンジ、黒、灰色(?)ですね。

つまり、イメージカラー的なものを見たことがないというわけではないと思うんです。

なので、ほんの少し、ちょびっとだけ、”そういう世界もある”ということを知ろうと、理解しようとすれば、とっても自然に当たり前のこととして感じられる様なことなのに、それを怠ってしまったせいでせっかく遠くの異国まで行きつつ、その楽しみを減らしてしまっているという状態が残念に感じます。

異文化理解なんて、そんなに大層なことじゃない、ボクはそう思っています。

大事なのは、ほんのすこしの歩み寄りと柔らかい頭です。

もしこれからアメリカの学校に留学したり、短期研修で訪れる予定がある方は、行き先の高校のホームページでSchool colorを調べてみて下さい!きっと知ると知らないでは滞在の中身が大きく変わりますので!

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