みなさんこんにちは!現地スタッフのMisakiです。
今回は留学や語学研修などを控えたみなさんが一番心配?しているかもしれない「ホームステイ」を楽しく過ごすためのTipsを紹介したいと思います!
(ホームステイじゃない留学生の方ごめんなさい!)
ホームステイが苦手だった私と、満足している多くの留学生
本題に入る前に、言っておきたいことがあって、正直に言うと私はホームステイが苦手でした。理由はホストファミリーに気を使いすぎて精神的に疲れたからです…。
しかし、私の周りのほとんどの留学生はホームステイをしています。
彼らに、「ホームステイ嫌じゃないの?」と聞くと、意外にもみんな「ホームステイ過ごしやすいよ」と答えます。確かに、2〜4年同じホームステイ先に住んでいる友達もいますが、トラブルも一切ない様です。
そこで今回、ホームステイで楽しく過ごしている友達に「ホームステイのコツ」を聞いてみました!
その回答と合わせて、今回は私が”しくじり先生”的に皆さんにレクチャーしてみようと思います!
ホームステイのコツ5選
私が調査した結果、以下の5つのコツを聞き出すことに成功しました!ホームステイを成功させるためのコツ、どんなものがあるのでしょうか?
- マニュアル通りにいくホームステイ先はないと割りきる
- 自分の伝えたいことは必ず伝える
- 自分のスケジュールを知ってもらう
- 自分だけでゆっくりできる時間を確保する
- 嫌なことがあっても深く考えない
なるほどなるほど。
それでは、どうしてこれらが大事か考えてみましょう。
1. マニュアル通りにいくホームステイ先はないと割りきる
心配だからといって渡米一週間前くらいからホームステイに関する本を読み始める…日本人あるあるではないでしょうか?私も初めてのホームステイの時(当時中学三年生)、本屋さんでホームステイに関する本を探しまくりました(笑)。
どんなお土産が喜ばれるか?とか、どんな会話をするべきか?など…いろいろ頭に詰め込みました。
本に、「折り紙は喜ばれます」とか書いてあって折り紙セットを持って行くことに。
いざホームステイがはじまってみるとびっくり。
ホストファミリーは全然日本文化を知らないっていう…。折り紙も、「きれいな紙ね!」と言われただけで、当時の私の英語力では折り紙を説明できず、ただの綺麗な紙として終わってしまいました。
「洗濯は自分でしましょう」とも書いてあったけど、ホストマザーが知らない間に洗濯してくれていて、これもまた「自分で洗濯できる」とうまく説明できず…。
ホストファミリーも人間なので、家族によってぜんぜん違います。本に書いている通りで何もかもが思ったように行くわけではないこと、痛感しました。
しかし、ここで自分を責めてしまうのはよくありません。なるようになると考えていくほうが気持ちが楽ですし、しょうがないことです。ここは、こういうこともあるのねと割り切りましょう。心配であればホームステイの本にサッと目を通すのは良いと思いますが、とくに構えなくてもいいと思います。
2. 自分の伝えたいことは必ず伝える
多少のことは1番に書いたように割り切ることができるとおもいますが、「食べられないものが夕食に出てくる」とか、「体調が悪い」とか、そういう大事なことはがんばって意思を伝えましょう。
英語で説明できないのであれば、電子辞書や翻訳サイトを見せて理解してもらうなどもできます。
実際私もホームステイ中に胃の調子が非常に悪くてあまり夕食が食べられなかったときがありました。
「夕食をただ残すのはよくない」と思ったので電子辞書で単語を見せながら理解してもらったところ、夕食が脂っこいものから胃にやさしいものに変わりました。
また、私の弟はひどい猫アレルギーなのですが、ホームステイ先に猫が何匹もいて、でもアレルギーを説明できずアレルギーが悪化して病院に搬送されたというエピソードもあります。
そういうこともあるので、難しくてもがんばって伝えることが大事です。
また、うまく説明できなくてもホストファミリーは気を悪くしないとおもいます。ホストファミリーは留学生みんな英語が上手とは思っていないはずです。そこは心配せず自分で説明できる範囲で頑張ってみましょう
3. 自分のスケジュールを知ってもらう
私が中学生のとき短期留学したのはニュージーランドだったのですが、一番困ったのはホストファミリーと時間が合わないことでした。
学校まで片道40分かかるので朝8時には家を出なければいけないのにホストファミリーは8時半まで寝ていて、ホストファミリーに「ずいぶん早起きね」とちょっと嫌みっぽく言われました。
また、私は学校が夕方4時に終わり、帰宅がだいたい5時なのにホストファミリーの夕食が5〜6時で就寝が8時でした。
どんなにがんばってもこの生活に合わせるのが難しく非常に困り、そこで学校のスケジュール表を見せたところ「そうだったの?!」とかなり驚かれました。
留学生をよく受け入れてる家庭ときいていたのでスケジュールは把握しているのかなと思いきや、まったく知らなかったようです。そのあとは私の夕食の時間をずらしてくれるようになりました。
私の大学にいるホームステイの子も、スケジュールはきちんとホストファミリーに伝えているようです。特に大学になるとパーティーなんかもあったりして夜遅くに帰宅するようなこともでてくるのですが、例えば高齢のホストファミリーの家にいる子はホストファミリーの就寝の時間が早いので、パーティーの日は友達の家に滞在して次の日の朝に家に帰るというようにホストファミリーと決めたようです。
友達曰く、スケジュールを話しておくことでトラブルも避けれるし、自分も迷惑かけないか心配しすぎないから気持ちが楽とのことです。ちなみに、帰宅時間に非常に厳しいホストファミリーもいるので、外出が多い場合はきちんとスケジュールについて話しておくべきでしょう。
4. 自分だけでゆっくりできる時間を確保する
よくホームステイの心得なんかを読むと「部屋にこもらないで積極的にホストファミリーと一緒に過ごすこと」と書いてあります。
たしかに英語を学ぶためにホストファミリーとの時間は重要です。しかし、実際、ホームステイは他人のおうちに滞在するため、なかなかリラックスできず疲れやすいです。もちろん部屋にこもりっきりはよくありませんが、疲れたなと思ったときは部屋でゆっくりしたほうがよいでしょう。
特に長期のホームステイになると、どれだけ部屋でリラックスできるかが重要となってきます。疲れているとうまく英語は話せないものです(三年アメリカにいる私もです)。英語の練習も大切だけど、ゆっくりリラックスする時間も重要ですよ;)
もしホストファミリーが何かを「一緒にしよう」と声かけてくれた時は積極的に参加してみましょう!
5. 嫌なことがあっても深く考えない
ホームステイ期間が長ければ長いほど、ホストファミリーと意見が合わなくてちょっと嫌な思いをすることはあると思います。
そんなとき、私がうまく英語で話せないし合わせられないから…と自分を責め過ぎてはいけません。ストレスが増すだけです。
考えてみてください、もしホストファミリーが同じ日本人でもおそらく意見が合わなかったりムカッとすることはでてくるとおもいませんか?他人と一緒の家で過ごすということは、そういうことは起こりうるんです。
ましてや異国、言語も違うしカルチャーもちがう人たちとうまく生活するのってすごいことなんですよ!
ですから、多少努力してホストファミリーに合わせるようにしてもいいですが、自分を責めすぎないこと。
学んでる最中なんだからしょうがないじゃん!って思いましょう。ホストファミリーもわかってくれるはずです。
しかし、明らかにホストファミリーから嫌がらせを受けたり、例えばセクハラされたとかは、学校や留学カウンセラーにすぐに相談すること!
まとめ
いかがでしたか?以上がホームステイで成功している友達から聞いた「ホストファミリーとうまく生活していくコツ」です。
意外に少ないって?いえいえ、ホームステイはそんなに構えることはありません。
大丈夫です、そんなに難しいことではありませんよ。
冒頭で私はホームステイが苦手と書きましたが、今回紹介したコツを理解した今なら私にもやっていけそうだな、って感じてます。
留学や、ホームステイが目前に迫っている方は緊張とどきどきでいっぱいだろうと思います。経験者である私ですからその気持ちは痛いほどわかります。
でもここは「なるようになる、大丈夫」と考えていきましょう。
楽しくて、実り多い留学、ホームステイ生活を過ごしていただけるために今回の記事がお役に立てたなら幸いです!Have Fun!!
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