Ballard高校とバーチャル授業をしました!

こんにちは、EXSのLeoです。

新型コロナ禍の今、教育業界にも大きな影を落としています。EXSのプログラムも中止となり、夢を持った若者が大きな機会損失に悲しく残念な思いに苦しむ今、EXSとしてできることを探し続けています

そんな挑戦の一つが「バーチャル授業」でした。

今、リモートワークが広がる中、「ZOOM」というビデオ会議アプリが注目されています。そんなZOOMを使った擬似クラスをやる先生も増えていることを耳にし、そのクラスに参加できないかと考えたのです。

擬似的授業訪問

アメリカの年度は日本と違うため、6月に学年が終わります。今の時点で4月26日まで学校が休校になると決まっているシアトル学区にあるBallard高校。長期間クラスがないと学習に対して致命的です。そのため多くの先生がビデオ会議(ビデオ通話)で授業を試みています。

大学などでは先生が一方的に話をする、レクチャースタイルの、いわゆる講義型も多く、動画を一方行で配信するやり方も成立しますが、交流型の授業ではそういうわけにはいきません。

先生方も試行錯誤、知恵が試される時かもしれません。

そんな中、ボクの新企画グループで有志を募り、そのバーチャル授業に参加、日本語の授業に擬似的に加わり、座学では得られないような刺激と、そして自宅待機が求められ、発散する先がない学生たちに楽しい時間を提供できないか、と思ったのが考えです。

ネットネイティブ、スマホネイティブな世代ですから、即ZOOMもみんな使えました

正直、18人が会したバーチャル授業はカオスでしたが(笑)、でも、参加した学生たちは、日本の学生も、アメリカの学生も皆、とても楽しかったと言ってくれました。

どんなことをした?

参加者について、技術的な制約もあり、すべての学生に参加してもらうことはできませんでしたが、日米合わせて17人の学生が参加しました!

初の試みでもあるので、最初は自己紹介など、簡単なことから始め、そして、日米の交流という機会を活かすため、アメリカのスラング、日本側は大阪弁や若者言葉(JK語)を教え合うという企画を話し合いました。

久しぶりに顔を合わせた同士もいて、彼らは「懐かしい〜」となっていたし、初めましての人は本当に初めましての自己紹介をしていました!

ネット授業の可能性

今回はある意味で試み、つまり実験の要素がありましたが、十分この手段・ツールの可能性を感じました。

”カオス”と書いた通り、技術的な限界があり、声が重なると何言ってるかわからなかったり、これ以上人数が増えるとコントロールする人が大変だなと思った一方、

今、自宅待機が求められる中で、参加希望者は全員家から参加することができ、そして、8,033kmという距離を瞬間で飛び越え、友情を確認し、そして教育的な活動ができるということはとても素晴らしいと感じました。

今、自宅待機が広がる中でNetflixやYouTubeが解像度を落とすという措置を取るなど世界中のトラフィックがパンクに向かっている可能性もあるとはいえ、やはり、インターネットがある時代ですから、それを最大限に活かした取り組み、そして何より、教育的な活動は推進していきたいと思いました。

高校生たちが元気だった!

何よりボクが嬉しかったのは、暗い話題に侵食された毎日の中、映像に映る高校生たちがみんな元気だったことです。悲壮感いっぱいで、暗い会議になったら、、、という懸念はあまりなかったですが、でも、やっぱり笑顔笑顔の高校生たちを見て、そして日本語、英語とびかう声を聞いて、ボクは本当に嬉しかったです。

とりあえずの試みとしてやってみた企画でしたが、とにかくそういう笑顔が見れてボクは嬉しかったです。

桜塚の生徒達も、擬似的に再会を果たし喜ぶメンバーもいて、みんなとても楽しんでくれ、そして、これが、今後もこうした交流を続けていくことの大事さを再確認するきっかけとなってもらえてよかったなと思います。

次回への展開

そして、次回への展開として、「Skit」という寸劇みたいなものを双方が出し合い、日本側からは若者言葉の中から特に”JK語”のようなもの、そして「大阪弁」を教えるような短い掛け合いを、アメリカ側からは”Slang”、新語ですね、を日本の学生に教え得るようなSkitを用意するという話になりました。

こういう試みはEXSの海外研修ではよくやっていますが、フィジカルに対面しない中でやるのは初めての試みです。

双方、自宅に待機したり、許される範囲で数人規模で会うなどする中で、language exchangeを行います。

今、与えられた制限ある条件の中で、国を超えて、時差を超えて、高校生同士が励まし合い、笑顔になれるような時間を作れたことにとても幸せを感じ、そして、こういう時でも、教育的で、学び多いセッションを生み出せたこともよかったなと思っています。

今後、新型コロナの拡大がどうなっていくのか不安が多いことに変わりはありませんが、暗いニュースに負けず、ポジティブに、未来へ続く道を一歩一歩進んでいけるよう、できることをコツコツとやって行きたいなと思いました。

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