こんにちは、EXSのLeoです。
新型コロナ関連の情勢は引き続き不安でいっぱいで、日本は世界に比べて数字上安全な土地に感じる一方、著名人の感染や死、そして数字上の拡大が見え始め、とても怖い毎日です。
しかし、怖さと、未来への継続的な動きをやめないこと、この相反する2つをどうバランスよく調整していくかがとても重要な局面なのだと思いながら先日から紹介し続けている新企画を色々とやっているところです。
【新企画】ファンドレイジング
そういう流れで、私たちとしては「知恵」を絞り、「勇気」を持って戦い続ける決意ですが、その中で、新しく企画を立ち上げます。
それが「ファンドレイジング」です。
企画名
→ファンドレイジングの企画名は以上の呼び方にします。
ファンドレイジングとは?
英語で「Fundraising」と書きますが、辞書的な翻訳は、「募金」です。
ただ、Fundをraiseする、という風に説明するとイメージが湧きやすいでしょうか?日本で一般的にイメージされる募金活動とちょっと違うニュアンスがあるのがファンドレイジングです。
Fundというと「資金」ですよね。それを、raiseつまり上げていく感じです。
このファンドレイジングは私たちのような留学関係業者はアメリカでは頻繁に耳にする言葉なのですが、日本では馴染みがないですよね、多分。
その説明はここでは省きますが、アメリカでの登場場面は、「研修参加のための費用」を集める時が多いです。
日本から海外に行く学生さんは多くの場合保護者がお金を出してくれると思います。しかし、アメリカではこのファンドレイジング作業で留学のための費用を集めるという活動が一般的なのです。
今回、そのファンドレイジングを企画として立ち上げ、下記の2つの方面に向けた資金集めをはじめようと決めました。
フリマアプリで資金集め
「今できることを」やることを考えの一つとして日々あれこれ頑張っていますが、その考えに沿った活動として、自分の身の回りの不要なものをフリマアプリで売り、資金を集めようということになりました。
アメリカだと「ガレージセール」(ヤードセール)や、チャリティバザーなどに出店するのが一般的ですが、現在の情勢を考えた時そのような活動はやるべきでないため、フリマアプリを使用します。
売るものは本当に不要で、「どっちみち捨てたよ」というものでも構いませんが、この企画は、いろいろな理由から「走ることは協力できない」人にも協力できる手段としての意味も考えたものです。
例えば、そのうちフリマアプリで処分しようと思っていて、そこから得たお金で新しく何か買いたいな、と思ってはいたけど、、、くらいの方は、直接おこずかいから資金を寄せていただくのは難しくても、身の回りのものを”もの”の段階で寄付していただく形でご協力いただき、企画チーム側でお金に変え、次で説明する形で企画に使いたい考えです。
フリマアプリでは、「え、そんなもの買う人いるの?」というものが売れることが多々あります。売るもののアイデアも工夫次第では予想外に高値になることもあります。もちろんご家族の方からものを譲っていただくことも多いにありがたいことなので、何らかの形で協力したいのですが、と言ってくれているが、走ることでは協力いただけていなかった方に協力いただける絶好の機会となります。
集まった資金の使い方
以下が、フリマアプリでの収益を使用する用途です。
1. 走ってくれている人たちへの慰労・インセンティブ
Run2Seattle企画では、何をどう言ったとしても、走ってくれている人が一番の功労者となるのは変えられない仕組み上の事実です。
もちろん、SNSで応援していただいたり、歩きでも協力してくださる方はありがたいです!しかし、8,033kmという長い距離を走り抜くために、たくさん走ってくれている方にはやっぱり何らかの慰労や「がんばった賞」があってもいいのではないか?と思ったのです。
ということで、集まった資金を使い、がんばって走ってくれている人たちに何らかの形で還元します。(方法は都度発表)
2. バラード高校生を日本へ!
今、コロナ状況がいつまで続くか全くわからないですよね。
何年経ってもなくならないかも知れないし、数ヶ月で終わるかも知れない。
そんな中でも、日本が大好きで日本語を勉強したいという熱い気持ちを持った高校生がたくさんいるんです。先日紹介したバラード高校日本語クラスとのバーチャル授業でも、みんなとってもやる気があって、日本語を使うのが大好きなのが伝わってきて嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、そんな彼らが日本に来たいという夢を叶えられるようにお手伝いできないか?というのが私たちの想いです。
上記ファンドレイズの考えの中に、こういう研修に参加する資金を集める考えがあると書きました。アメリカでは計画的に参加費を集めて、裕福でない家庭の学生でもそういう機会を得られる様にするというのが一般的に広まっています。
しかし、この状況下ではプログラム自体実施されるのかわかりません。EXSでも次の企画をいつのものから進めていいのか手探りというか、わからないというのが正直なところ。
なので、私たちは「いつ急にプログラムが始動されてもいい様に」、来るべき「その日」のために資金を集めようという考えに至りました。
最初、NikeRun2Seattleを始めた時、2020年春の研修に行けなかった6人の救済措置、つまりこの6人をシアトルに送るための取り組みとしてプロジェクトを立ち上げました。
しかし、今の世界情勢、そしてアメリカの状態を見たとき、自分たちのことを考えるだけではいけない、大切なお友達、大切なバラード高校の仲間たちのことを考えたい、とみんなで話し合い、この案に辿り着きました。
集まる資金の分配方法や管理法については今後さらに細かく議論して決めていく予定ですが、とにかくこの2つの目的のために”フリマアプリで資金集め”することを決めたので、すぐに発表させていただきました。
まとめ
- フリマアプリで資金を集める
- 資金はがんばって走った人、日本留学したいバラード生に使う
- 走れない人でも協力できる新しいアイデア!
まとめるとこんな感じですね。
こういう時です、我々に試される力は、即断即決とまでは行かずとも、「今できること」があるならば、すぐに動ける行動力ではないでしょうか?確かに検証が必要だったり多くの意見を取り入れることも大事です。リスクをとらず安全に、という考えもわかります。しかし、過度に怯えて、安全安全と何もしないでいることも危機的状態では正しいと言えないのではないでしょうか?
しっかり議論を続け、しかし今日できることを今日やる。
それが私たち新企画チームの精神です。
連絡フォーム
寄付を寄せていただけるという方はぜひ、下記よりお問い合わせ下さい。
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