なるほど!「靴下専門店」がそんなに珍しいとは!!〜アメリカ人留学生に気付かされたこと①〜

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今、EXSではアメリカから日本への留学プログラムをやっていますが、先日このブログでも紹介した通り、留学生の来日直後日本人高校生と一緒に神戸・三宮で一緒に巡りました。

その時面白い発見があったのでそのお話を紹介したいと思います。

靴下専門店に興味津々のアメリカ人

三宮のアーケード街を歩き始めてすぐのこと、日本人の女子生徒が靴下専門店に入りたいと言い、みんなで店に入りました。

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日本に暮らす人なら誰もが見たことのある靴下ばかりを売っている靴下専門店。チェーン展開するお店も何種類かありますよね。

ボクもアメリカ生活が長いものの日本で普通に見かけるそのお店に違和感を覚えたことはありませんでした。

しかし、店に入ってすぐ、アメリカ人高校生が「オモシロイ」と日本語で言ったんです。

ボクは最初、一体何が”オモシロイ”のかがわかりませんでした。

でも、話を聞くと、「靴下だけを売る店が成立していること、それ自体がすごく興味深い」とのことでした。

それを聞いても最初、「そうか?」と思いましたが、しばらく考えて、「確かに」と思ったんです。

アメリカには靴下専門店はない?

彼曰く、アメリカには靴下だけを専門に扱うお店はないとのこと。確かに、ボクも記憶の限りそういうお店は知らないかも。

でも、なんでないのか?

それについて考えたらすぐに答えが見えてきました。

アメリカでは靴下にオシャレは必要ない?

ご存知の通り、アメリカは土足社会です。

一方、日本では家の中はもちろん、座敷のある食事処もたくさんあるなど、靴を脱ぐことが多いですよね?

つまり、アメリカで生活しているとずっと靴をはいているため靴下が露出されることがとても少なく、靴下に気を使う必要がないのです。

逆に、日本では色々な場面で靴下を人に晒すため、そこに気を使っていないと無頓着なイメージを持たれたり、そこにオシャレ意識を持っているとアピールポイント(お、っと思われる)になる生活の中にいると言えます。

だから、アメリカでは靴下にオシャレ意識を向ける必要はなく、日本ではそこを怠れない、というのがボクの仮説です。

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まとめ

ボクは10代、20代、30代と色々な世代で述べ10年以上アメリカで生活して来ましたが、それでも今回初めて気付かされたことがありました。

アメリカの人は靴下にそんなに意識がなく、逆に日本の人は靴下にオシャレ意識を傾けることを当然と思っているということです。

どっちの国でも生活して来たのに、高校生の「オモシロイ」という一言を聞くまで全く気にもしなければ、気づかなかったのが、ボクにとって「オモシロイ」でした。

この仕事をやっている上での喜びの一つがこうして学生たちに数々の「オモシロイ」ことを気付かされることです。彼らがシアトルに帰るまでの間にまだまだ色々気付かされることを楽しみにプログラム成功を目指して頑張ろうと思います!

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