WHAT'S PBL?
問題に基づく学習
Project Based Learning(プロジェクト・ベースド・ラーニング)とは、学生がより実践的で、深い知識や”リアル”な経験を得、進路決定や、将来の就職活動において意味のある知識、知恵を得る目的で行われる学習モデルです。最近取り入れる教育機関も増えており注目の新しいスタイルの教育のひとつです。
学習者に対して具体的な「問題」(課題)が与えられ、学生たちはその問題解決を目指し、様々なアプローチから、調査、学習、経験を積み重ねて行きます。この「問題」がリアルであればあるほど高い効果が得られるとされています。課題に取り組む際は少人数のグループとなるのが一般的です。
学習者が中心、「実習」や「演習」の発展型
多くの学習において、教員や講師が学生に対し授業をし、知識を与える、いわゆるレクチャースタイルが一般的ですが、PBLは完全に学習者=学生が中心となり、「問題」に取り組みます。
同様のスタイルとしてはこれまでも、「実習」や「演習」と呼ばれる実践的な場での経験値を必要とする分野(例えば、医学·歯学·看護学·環境科学·法律実践·工学など)で行われて来ましたが、PBLはそれらの発展型と考えればわかりやすいかも知れません。



WHY PBL?
数週間のプログラムの限界
今、どこの学校も海外研修プログラムを実施、もしくは実施に向けた動きの中にありますが、ほとんどのプログラムが現地滞在1~3週間と短く、また、その様に短い期間の研修では得られる成果に限界があります。
入念な事前学習及び事後学習の実施によりプログラムの質を大幅向上
費用の問題や、学校のスケジュールの問題などから短期間の研修期間になってしまうことは仕方ありません。
では、どうするか?
EXSでは、この問題解決のため、入念な「事前学習」と「事後学習」実施を考えました。
例えば、シアトルを拠点にしたプログラムでは多くのグループが「スターバックスの1号店」に立ち寄りますが、もし「スターバックス社」を訪問でき、社内ツアーや、現地で働く社員の方からお話が聞けたり、質疑応答の時間を持てたらどうでしょうか?
こうした機会を得られたなら、事前にスターバックスについて調査し、質問をたくさん考えてから訪問するのと、ただ、なんとなく「スタバ本社に行くんだー」と思って訪問するのとでは得られる経験に大きな差ができるでしょう。
熱い”想い”を持った現地企業との協業
アメリカでは学生に対して「教育のためなら」と協力的姿勢で対応してくださる企業や社員さんが本当に多いです。
しかし、ただのミーハー心だけで訪問してしまうと彼らの「想い」を踏みにじってしまうことにもなりかねません。
熱い想いに呼応する様な準備を日本でしっかり備えた上で、研修に挑めたら、間違いなく素晴らしい企画が実現します。
そこでPBLなのです!
PBLはこれらの全てを実現する新しい学習のスタイルです!
HOW DOES IT WORk?
課題〜事前学習
プログラム参加者は、協業企業側から「課題」をもらい、国内で実施する事前学習の中でその課題に取り組みます。
協力していただく企業についてのリサーチや、課題に対してできるだけ高次元の回答を用意するため、3ヶ月から半年事前学習に時間を費やします。
課題の中には、実際に今社内で取り組んでいるプロジェクトに関わるものの場合もあり、学生だからといってロールプレイ的なものではなく実際に動いているものを動かすという可能性もあります。
取り組みに関するEXSの考えについては、こちらのブログ記事も合わせてお読みください。
現地での研修
以上の様に入念な事前研修を実施した上で、「高い意識」とともに現地での研修に臨みます。
現地にて企業訪問や、現役社員とのディスカッションやレクチャー、プレゼンテーション披露などを行います。
この様な機会は「学生向けの教育」という観点だからこそ協力していただけるもので、普段見ることはほぼあり得ない有名企業の社内を見せていただいたり、実際に働いていらっしゃる社員の方からのありがたいお話が聞けるなど、他では実現が困難なプレミアムな経験が得られます。
事後研修
多くの海外研修経験者が陥る「燃え尽き」や、一過性の「意識」が数週間後に低下するということを防ぐ目的も含め、帰国後にも引き続き事後授業として大切な海外経験をさらに昇華させる取り組みを実施します。
※写真はイメージで、研修先として確約するものではございません。


SCHEDULE
プログラム参加者の募集から実施、そして事後学習までのスケジュールは概ね、下図の様な流れになります。
EXSは募集や選抜から関わらせていただき、事後学習が完了する時点までしっかりサポートいたします。

CONTAC US for PBL PROGRAM
EXSのPBLプログラムについてご興味ご関心お持ちいただけましたら是非お問い合わせ下さい。
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