シアトル民の”心のランドマーク”、「スペースニードル」をご紹介!

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こんにちは、EXS代表のLeoです!

今日は、このタワーを見たら「あ、シアトル!」となる、そんなシアトルのランドマーク、「スペースニードル」(SPACE NEEDLE)をご紹介したいと思います。

スペースニードル基本情報

スペースニードルは、1962年に開催されたシアトル万博の際に建てられたタワーで、高さは184m(605 feet)あります。日本で言えば、大阪の「太陽の塔」的な感じですね。

万博跡地が「シアトルセンター」(Seattle Center)として同じく大阪万博跡地の万博記念公園の様に公園だったりイベントスペースだったりと言うエリアとして残されていて、その一角にそびえたちます。

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ダウンタウン、レニア山を背景にしたスペースニードル

万博時にはのべ230万人が訪れた中、毎日2万人がタワーに登ったそうです。エレベーターは時速16kmで約43秒で展望階まで到達します。

今年で建設から55年になりますが、マグニチュード9.1クラスの地震にも耐える耐震設計で、風速320km/hの強風でも大丈夫な造りと、今でも安全な高層建築となっています。

シアトルのダウンタウンエリアの中では北の端に位置し、海側から見ると左側に建っていてダウンタウンの光景の中でも存在感を放ちます。

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空撮で見るスペースニードル

タワーから見て南側にダウンタウンエリアが広がるため、展望からの眺望は素晴らしく、最近は展望入場料が値上がりしすぎている感があるものの人気です。市街地以外にも、西にはオリンピック山脈、南にレニア山など自然の風景も素晴らしいです。

また、「スカイシティ」(SKYCITY)というレストランが展望階のすぐ下にあり、このレストランは約1時間かけて1周する”動くレストラン”として、食事を楽しみながら360度景色を楽しめる場として有名です。

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上の階が展望台、下の階がスカイシティレストラン

眺望

地上159mの場所にある展望台は、素晴らしい眺望が楽しめるスポットですが、入場料が高い!大人で$24もします。

350mの位置まで登る「東京スカイツリー」が2,570円、150mの高さにある「東京タワー」の大展望は820円、94.5mの展望台がある「通天閣」は700円という日本のタワーたちの値段と比べると、どうでしょう?東京タワーの大展望が高さ的には近いですが、1,000円以上の差が出ていることを考えると、スペースニードルが高く感じます。(値段は全て個人大人料金)

ちょっと高いので学生向けの研修ではあまり行程に入れません。

入場料

 

Regular (ages 13-64)$24
Youth (ages 5-12)$14
Senior (ages 65+)$21

 

*料金は2017年4月現在のもの

ただ、眺望の話に戻ると、スカイツリーは置いておいたとして、他のタワーよりは素晴らしい眺望が楽しめるのは間違い無いと思います。

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南向きの眺望。奥の方にはマリナーズの本拠地である「セーフコ・フィールド」やNFLのシーホークス本拠地、「センチュリーリンク・フィールド」なども見えます。

天気がいいとこちらの方角にレニア山も見えるんです。

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こちらは北東方向。最近再開発が活発で、上記写真は2013年のものなので今現在はもっと様子が変わっていると思います。

奥の方には名門「ワシントン大学」(University of Washington)も見えます。

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こちらが南西方面。海が綺麗!

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そして、西方向。海の向こうに見えるオリンピック山脈が美しく、夕暮れ時には太陽が沈む様子も楽しめます。

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また、この展望台は屋外だけでなく屋内からもガラス越し、柵越しにはなるものの眺望を楽しめて、こうしてテーブルに座って飲み物を飲みながらゆったりと景色を見るということもできます。入場してしまえば滞在はクローズまでいくらでもいれますので(笑)。

シアトル民のランドマークとしての存在感

スペースニードルは、レニア山と並んでシアトル民の心のランドマークとして存在感が高く、例えば、NFLの強豪シアトルシーホークスを応援する意味で天井部分が緑色に彩られたり、毎年年末のカウントダウンでの花火は有名です。

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シーホークスバージョン

タワーとしては184mと、そんなに高く無いのですが、ダウンタウンエリアから少し離れていて、高い建物のないシアトルセンターに立っていることからいろんな地点から見ることができるのも特徴で、特にこの展望層部分はデザイン的に「UFO」をイメージしており、遠くから見るとまさにUFOが飛んでいるかの様に見えます。

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メモリアルデーバージョン

シアトル民が登る機会は少ないものの、多くの市民にとって大事な建物となっています。

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大晦日のカウントダウン時

トリビア色々

シアトル民に愛されるスペースニードルにまつわるお話は色々あって、記憶できているものをいくつか紹介したいと思います。

車が空飛ぶ時代を見据えたデザイン

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1962年のデザインですが、当時、「将来的に車は空を飛ぶ」という考えから、車が空を飛んだ時でも通行(飛行?)の妨げにならない様に、とタワーの内部を通過できる様なデザインにしたという逸話があります。

ちなみに、シアトル万博のテーマは「 宇宙時代の人類」でした。

雨のおちる速度で降下するエレベーター

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最速16km/hで43秒というスピードで展望台に登るエレベーター。雨が多いシアトルだからかどうかはわかりませんが、降りる速さは雨が降る速さと同じらしいです。

移動したことがある

総重量9,550tもある巨大な建物であるスペースニードルですが、1987年7月、南西に95m移動しました。

え、どうやって?という話ですが、これは地図上での話。

地図制度をあげる事業の中で、誤差が補正されたということですが、地図上では95mも移動しました。

サイズが変わる?

海を挟んで西側にあるWest Seattleからはダウンタウンのビル群と合わせてスペースニードルが見えるのですが、海岸沿いの道を北向きに走る時と、南向きに走る時で「スペースニードルのサイズが全然違って見える」という都市伝説的な話があります。

物理的にそんなことは起こらないわけですが、遠近感とか、いろいろな事情でそう見えるのかもしれません。

ボクも昔ですが、その話を聞いてWest Seattleを車で走ってみましたが、そう言われればそうかも〜?くらいな感じでした(笑)。

飛び降り

70年代に3人、このタワーから飛び降り自殺した人がいるそうです。その当時は安全柵がなかったそうです。

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展望台から見下ろした図

159mとはいえ、ここから落ちたいとか、絶望していたのでしょうか?

それ以外にも、「ベースジャンプ」という高層建物から飛び降りるというスポーツ(?)を楽しむ人から結構人気なんだそうで、過去に10人以上、死ぬ目的ではなくこのタワーから飛び降りた人もいるそうです。

なお、飛び降りは申請し、認可されていなければ犯罪となります。

最後クラッシュしちゃいますが、ドローンで撮られたスペースニードル付近の動画、結構いいですよ!

こんな高さから、決して飛び降りようと思わないでくださいね!

まとめ

いかがだったでしょうか?

シアトルの街並みは本当に美しいですが、その美しさの一端を担う存在であるスペースニードルについて紹介させていただきました。

日本にもたくさんランドマークは存在しますが、これほど市民の心の中で大きな存在となっているものってあるのかなー?と思います。

誕生から55年経ってもなお愛され続けるスペースニードル、シアトルにお越しの際は是非見に行ってくださいね!

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