どんなとこが違う?アメリカ生活3年の私が思う「アメリカと日本の違い」〜学校編〜

An unusual perspective on graduation.

こんにちは!現地スタッフのMisakiです。

前回、私が思う日本とアメリカの違いについて、「生活編」をご紹介いたしましたが、今回は「学校編」として、私が大学生活の中で感じる日米での違うポイントをまとめてみました!

1. 学生のやる気が高い

私は日本の大学に通っていたこともあるのですが、そのとき、クラスには必ずやる気のないと感じる学生がいました。授業中にスマホいじっていたり、寝て胃たり…「大学ってそうなのね」と当時は思っていたのですが、アメリカの大学にきてびっくり。

スマホいじりも居眠りもいない。それどころかみんな教授に質問しまくる

正直びっくりしましたし、私はぼーっとしがちな学生なので、アメリカの学生をみていると自分が恥ずかしくなります…(笑)

2. プレゼンテーションがすごく多い

アメリカの学校と日本の大学の授業の大きな違いはおそらくプレゼンテーションの量。

いろんなクラスでプレゼンテーションの課題がでます。私は医学系寄りの理系のクラスが多いのですが、いままでほとんどのクラスでプレゼンテーションをしてきました。

さらにアメリカ人の学生って、みんなプレゼンテーション慣れしているからプレゼンがすごく上手なんです!

個人的にキツかったのは最新の遺伝子療法の論文を読んでクラスにわかりやすくプレゼンテーションするというもの…。留学生の私にこんなのできないよ!と思いましたが、課題なので努力しました。

3. 変な時間の授業がある

アメリカの大学は自分でとりたいクラスを組み合わせて履修していくのですが、時々変な時間帯のクラスを履修せざるを得ないことがあります。たとえば、朝7時半から10時までという非常に朝起きるのがつらいクラス。または夕方5時から8時までや夜8時から10時までという遅い時間帯のクラス。

現在私は物理の授業を朝7時半から10時のクラスと夕方五時半から9時半までとっているのですが、正直体がきついです…。

4. 教授と生徒が仲良し

アメリカの大学で特にびっくりしたのが、教授がものすごくフレンドリーなことです。

日本の英語のクラスで敬語表現って習いますよね?アメリカの大学に入学したとき、教授を「Professor」と呼び敬語表現をつかって話していたのですが、ある日教授から「そんな敬語表現使わなくていいんだよ?もう十分仲良しじゃん?アメリカでは先生にはそんな改まった話し方しなくていいんだよ。あと、名前でよんでくれたほうがうれしいわ。そんな敬語で話されちゃうとあんまり仲良くないのかなとおもっちゃうのよ」といわれました。たしかに周りのクラスメイトで教授に敬語ではなしている人はいませんでした。教授にもよりますが、非常にフレンドリーな方が多いです。

また、先日物理のレポートを提出したのですが、教授に落書きされてかえってきました(笑)

ファイル_002

ファイル_001

ファイル_000

なんだこれ!?って聞くと、「計算式の書き方嫌いや、-200点」って言われました(笑)実際は減点されてません(笑)

5. 理系クラスですごい電卓をつかう

ファイル_000(1)

日本の学校では電卓ってあんまり使わせてもらえないですよね。ましてや数学のクラスでは微積分だろうと電卓禁止。しかし、アメリカでは、まず学校に入学すると電卓購入させられます。そして、その電卓がすごい…

正直ほとんどの計算がこれでできてしまいます。
ちなみにこの電卓、130ドルもします。高い!でも高性能です。
こんなすごい電卓つかっていいの?と思いますが、教授曰く考え方わかってるならよいそうです。ただし、電卓のせいかアメリカの学生はちょっと暗算が苦手なような気がします…

6. 自分のMajorに関係のないクラスも履修できる

アメリカの大学では日本の学部のような縛りがなく、自分で取得したい学位のために自分でクラスを組み合わせて履修していきます。そのため、自分のMajor(主専攻)にまったく関係ないクラスを履修することもできます。私のmajorは遺伝学なのですが、過去に中国語、人類学、考古学、心理学、統計学、社会学、音楽(作曲入門)、デッサン学を履修したことがあります。特に考古学と人類学はずっと勉強したかった学問だったので非常に楽しめました。また、今後は海洋生物や深海についてのクラスも取ろうかと考えています。

ただし、Majorに関係のないクラスを履修しすぎると卒業が遅れます

7. いろいろな年齢のクラスメイトがいる

日本の大学ではだいたいみんな同じような年齢の人がクラスメイトになりますが、アメリカでは年齢がかなり様々。高校卒業したばかりの子もいれば、30歳近い学生、または60歳のおじいちゃんもいます。アメリカでは学ぶのに年齢は関係ないようです。

ちなみに私の現在履修しているクラスでは私は若いほうらしく、クラスの平均年齢30歳くらいのようです。いろんな年齢の人と一緒に学ぶことで、18歳の子が私から何かを学んだり、私が40歳の人からいろいろ学んだり、とても良い環境です

まとめ

いかがでしたか?アメリカと日本の学校の違いは、留学してこそ実感できる違いだとおもいます。違いを見ることによりアメリカの学校の優れているところや逆に日本の学校の優れているところが見えてくるはずです。私個人はアメリカの大学のほうが自分に合っており、より自分を高められる場所だと考えています。

日本と違う新しい環境で勉強してみたいという方、ぜひアメリカ留学を考えてみませんか?

留学に興味があったり、相談したいことがあればいつでもご相談あれ!↓↓ EXS-Blog-ContactUs05

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

Comment 気軽にどうぞ!!

タイトルとURLをコピーしました