こんにちは、EXS代表のLeoです。
今日は、少しEXSで取り組んでいる研修プログラムについて紹介したいと思います。
海外研修が珍しくない時代
いま、語学研修・海外研修は珍しくない時代になりました。
英語や国際的なことにフォーカスした学校やコース、学科でなくても早ければ中学から1〜3週間の研修旅行が実施されていて、それに参加することもそんなに珍しくなくなりましたよね?
学年全員が参加する修学旅行とは違いますが、それでも毎年数十人が学校のプログラムとして海外に出て何かを学ぶといったものが行われています。
EXSもそうした研修旅行のアメリカ現地部分の手配を担っていますが、正直、「テンプレート」的なものはあって、どこの学校でもやるような特に特色のないものが結構多くて、実はEXSではそうしたプログラムの手配には消極的だったりします。
ビジネスですから、ご依頼をいただければ全力で取り組ませて抱くのは当然のことではありますが、しかし、一方で、「それじゃ足りないよ」という思いを抱いてしまうところがあり、可能な限りEXSとしてのDNAを注入したいな、と考えてしまいます。
EXSが目指す研修とは?
ボクはこれまで何百人という学生の研修旅行に関わってきましたが、正直、数週間の海外経験が人の能力を劇的に高めたり、人生を変えるような子とってほとんど期待できません。何回かのESLレッスンを受けても、ホームステイを過ごしても、英語が話せるようになるということもありません。
では、何をしに行くのか?
ボクたちはそこを考え続けてきました。
その結果、二つのことを求める、もしくは、私達の仕掛けとして、「求めさせる」べきだという結論に至りました。
- 気づき
- きっかけ
「気づき」とは、例えば自分と違う文化を持つ人だったり、考え方を持つ人がいるんだ、ということにそういう人と出会うことで「気付かされ」たり、自分の考えが世界的に見たら小さかったり、偏っていたりしたんだ、ということに「気づく」ことができる機会にする、ということ。
「きっかけ」は、気づきと連動する部分もありますが、こういう研修通して考えたこと、思ったこと、気づいたことをひとつのきっかけとして、帰国後に形にして行くべきだ、ということです。
EXSのプログラムはこの2点の追求をテーマに考え、企画しています。
長期的な展望は実際はわかりませんが、多くの学生が、研修時にはそれなりのものを得て、感じて、考えているかもしれませんが、帰国後、それが持続することは稀で、一過性の「マイブーム」的なもので終わってしまっていることがほとんどです。
私たちのプログラムでは、帰国後の展開も視野に考え、予算や関わる機会等の自由があれば、帰国後も追いかけ、せっかく海外まで行き、得たかけがえのない経験を形に変えて行く取り組みを推進しています。
シアトルの有名企業とのコラボ
以前このブログでも紹介しましたが、シアトルに本社を置く有名、有力企業は沢山あります。
″https://exs-i.com/blog/seattle-info/seattle-hq-businesses/″特に有名で、目を引くのが、「スターバックス」、「アマゾン」、「マイクロソフト」でしょう。
EXSではこれらの企業との協業を推進しており、本社見学や、現役社員さんからのレクチャーや、インターンなどを通じて、短いシアトル滞在でも多くを得られる様なプログラム作りを目指しています。
また、これらの企業は日本にも事業展開していることから、実際にシアトルへ行く前の事前授業、そして帰国後の事後授業を充実させることで例えば1年間を通じたプログラムへと昇華させ、予算や時間の都合から長くても2, 3週間しか現地にいられなくてもより意味が深い訪問となる様な企画になる様工夫しています。
就職や人生設計にも強力な要素に
よくあるタイプの海外研修は今や「当たり前」になりすぎており、就職活動の時に強いアピールとして使うにはあまりに弱すぎます。
実際日本の人事職数十人に伺ったところ、1〜3週間程度のテンプレートプログラムに参加したところで、採用に関わる要素になる確率はあっても10%以下だそうです。
業界や職種にもよるかもしれませんが、これは人を雇う立場であるボクとしても納得のいく声です。
特に、現地で参加学生がどの様な振る舞いで、どの様な意欲で何を吸収しているかを見ている身としてはさらに、「採用につながる要素ではない」と感じてしまいます。
そこでEXSでは就職活動時や、もし自分でビジネスを始めるという未来を描いているという人たちがいたならば、”そこ”に意味のあるプログラム作りを目指しています。
実際、ここでは固有名詞をあげられませんが、シアトルエリアにある複数の会社が、日本人を雇いたいという考えがあり、「優秀な若い世代をどう捕まえるか」に悩んでいる様です。
ボクは「いい人材いない?」と聞かれる側なのですが、この問いかけに対して、「じゃあうちのプログラムを通していい人材発掘しましょうか!」と言ってみたら、すごく強い興味を示す担当者が多いこと!
将来海外で働く展望がある人にしか関係がない様にも聞こえるかも知れませんが、どこの人事担当者も優秀な人材を探していることは同じで、仮に在アメリカの有力企業に「うちに来てくれ」と言われたならば、あなたの価値が高まることは必至です。
これは野球で例えるなら、日本のドラフトの前にメジャーチームから「うちに来てくれ」と声がかかっている状況と同じです。メジャーから呼ばれていると知った日本チームのスカウトは注目しますよね?絶対。
これは一例ですが、EXSではプログラム参加を通じて将来設計ができる様な企画がしたくて、シアトルの企業とのコラボを頑張っているということです。
まとめ
いかがでしょうか?
EXSはまだまだ赤ちゃんな小さい会社です。
しかし、そんな会社だからこそできることもありますし、会社の規模が会社の価値ではないということを身を以て示すことで若い世代に「情熱や想い、優れたアイデアがあれば闘っていけるのだよ」ということを伝えたいのです。
EXSでは数十名対象の学校プログラムはもちろんですが、少数グループ向けのプログラムも実施しています。
学校で実施されている既存のプログラムにピンとこなかったけれど、夢のためにアメリカを経験して見たい、今回紹介した様な世界を覗いて見たい、そんな方はいつでも気軽にお問い合わせください!
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