シアトルでの新型コロナウイルス感染確認について

中国から感染が広まっている新型コロナウイルス(2019 Novel Coronavirus: 2019-nCoV)について、世界で5カ国目となるアメリカでの感染例がアメリカ・CDC(疾病対策センター)より発表されました。

この春のプログラム参加者にとって心配になるニュースです。

詳細な情報については専門の情報源を参照していただきたいと思いますが、EXSの対応としましては、現時点で春季プログラムの中止の予定はございません。

ワシントン州の感染者情報

中国武漢市を訪れたスノホミッシュ郡(Snohomish County)在住者が帰国後に観戦と診断されました。患者さんは30代男性で、今月15日に帰国したそうです。感染確認は現地時間20日です。

日本の情報サイトでは「シアトル在住」との記載も多く見られますが、ワシントン州保健局の情報では、シアトルの属するキング郡(King County)の北に隣接する「スノホミシュ郡在住者」と報告されています。おそらく、降り立ったのが一般的に”シアトル空港”と呼ばれる空港(厳密にはSeaTac市にあります)だから誤報が流れているのだと思いますが、現地の情報は上記の通りですご注意下さい。

男性は現在Evarett(エヴァレット・シアトル市から少し北にあります)市の医療施設で隔離されており、現在、帰国後に接触した人がいたかなど調査中です。現時点では保健当局は「市民へのリスクは低い」との見解を示しているとのことです。

対応・対策

感染予防としては、生きた動物との「無防備」な接触を避けること、肉や卵は十分加熱してから食べること、風邪やインフルエンザのような症状を示している人との接触を避けることなどがあります(WHOより)。

感染者の兆候としては、発熱、咳、息切れ、呼吸困難などの症状があるようです。

今後の感染拡大によってはWHOが「緊急事態」宣言を出す可能性がありますが、EXSとして、現時点では静観し、一般的な風邪予防等を呼びかける段階とします。

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